性犯罪は二つのタイプに分けられる
性犯罪には、性欲型と衝動型の二種類ある。
後者では、犯罪をおかすときに勃起していないケースもある。
行動目的が衝動的、突発的なため、
警察に捕まってようやく「ああ、またやってしまった!」と気づく。
仕事上のストレスがたまり、
気づいたら電車内で痴漢してしまう人も、
この「衝動型」である。
性欲型より治療が困難で、より深刻と言われる。
初潮前の婚約ならば持参金は免除
インドでは表向きは児童婚が禁止されているが、
ユニセフは児童婚率は47%と発表。
11億人の人口がいるため、児童婚の件数は世界一。
結婚の際には、新婦側が新郎側にお金を払う。
持参金はダウリと呼ばれている。
よって娘が多い家は、女の赤ちゃんを間引くか、
一家心中するしかないとも。
ただ、ダウリには抜け道があり、
少女の「初潮」が始まる前に結婚させれば、
ダウリの支払いは免除、もしくは少額となる。
親は初潮がくるまえに娘の結婚相手を決め、
初潮がきたら、夫の家へ嫁がせる。
12歳の花嫁は妻というよりも、労働力として扱われ、
奴隷のように性的な奉仕も要求される。
イエメンの児童婚の現実
児童婚とは17歳以下での結婚を意味する。
現在、全世界で六千万人を越える女性が児童婚をしている。
これはフランスの総人口と同じ。
たとえばイエメンでは新郎から新婦に
マハル(結納金)が支払われる。
貧しい家は結納金めあてに娘を嫁がせる。
イエメン北部の町ハジャで、
12歳の少女が24歳の男性のもとへ嫁いだが、
結婚して三日後に死亡。死因は「子宮破裂」。
性行為をした際に膣から大量の出血。
成人男性の陰茎は、12歳の未成熟な少女には
受け入れられなかった。
少女は嫌がったが、24歳の夫は無理やり挿入。
結果、子宮が破壊されてしまった。
イエメンでの児童婚率は32%。
50%に達するという調査結果もある。
年齢差56歳のケースもあったという。
レイプ被害者のPTSD(心的外傷後ストレス障害)
レイプ被害者は、自分の記憶を制御できなくなる。ドアの閉まる音、テレビの1シーン、肩に手をふれられる感触…等々の小さなきっかけでレイプの画面がよみがえり、頭の中に洪水のようになだれこみ、自分で止めることができない。
常に小さな音にびくびくし、知人の男性が近くに来ただけで冷や汗が出る。眠れず、寝ても夢でうなされる。自分には未来がないと感じ、早死にしたいと考えるようになる。
被害者は実際のレイプを何度も再体験し、同様の恐怖を覚える。PTSDには、他にも過敏症、異常な恐怖心、他人に対する憎悪などがある。