レイプ被害者のPTSD(心的外傷後ストレス障害)


レイプ被害者は、自分の記憶を制御できなくなる。ドアの閉まる音、テレビの1シーン、肩に手をふれられる感触…等々の小さなきっかけでレイプの画面がよみがえり、頭の中に洪水のようになだれこみ、自分で止めることができない。

 

常に小さな音にびくびくし、知人の男性が近くに来ただけで冷や汗が出る。眠れず、寝ても夢でうなされる。自分には未来がないと感じ、早死にしたいと考えるようになる。

 

被害者は実際のレイプを何度も再体験し、同様の恐怖を覚える。PTSDには、他にも過敏症、異常な恐怖心、他人に対する憎悪などがある。